ディズニー・レジェンド、ドン・ハーンがディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーをバーチャルツアーでご案内します。
「今日は、人里離れた田舎道に車を停めて、ひそひそ話をしているんだ。これから極秘の場所に行くからね」シートベルトをしたディズニー・レジェンドのドン・ハーン (『美女と野獣』、『ライオン・キング』)が、運転席からカメラのレンズを覗き込み、まるで使命感に燃える男のように熱心に語ります。「あの場所は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの歴史の中でも信じられないほど特別な場所です...そして、その中を見たら、きっと心を奪われることでしょう!」
ディズニー・バケーション・クラブのYouTubeシリーズ「ディズニー・ドロップイン」(ディズニー・ファイル・オンデマンド、YouTubeプレイリストの一部として公開中)は、ドン・ハーンが監督(プロデュース)し、ディズニーの興味深い場所に、同じくディズニーの興味深い人たちと「ドロップイン」する最新のエピソードです。その「場所」とは、厳重に守られたディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーのことで、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの100年の歴史にまたがる6500万点以上の原画の宝庫を、才能あるチームが保存、保護し、今日のディズニーストーリーテラーのために提供している、一般の方は立ち入り禁止の施設だそうです。
「実際に見てみないと信じがたいような場所です」と、ディズニー・ファイル・マガジン編集者兼、ディズニー・ファイル・オンデマンドプロデューサーのライアン・マーチ氏は語ります。「こんな場所があるなんてこれまで聞いたことがなかったかもしれませんが、ディズニーファンとしてはとても嬉しいはずです。」
「実際に見てみないと信じがたいような場所です」と、ディズニー・ファイル・マガジン編集者兼、ディズニー・ファイル・オンデマンドプロデューサーのライアン・マーチ氏は語ります。「こんな場所があるなんてこれまで聞いたことがなかったかもしれませんが、ディズニーファンとしてはとても嬉しいはずです。」ナショナル・ジオグラフィックの新番組「Making the Disney Wish」(2022年ディズニー・バケーション・クラブメンバー向けクルーズで試写会)では、ディズニー・クルーズラインの新造船をデザインするためにディズニー・アニメーションのアートを研究し、参考にするディズニー・イマジニアの姿をざっと追いかけ、冷え切った図書館の書庫を少し垣間見ることができます。
「ナショナル・ジオグラフィックの特集がディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーの 「幕を剥ぐ」ものであったとしたら、このメンバー限定映画はその幕をさらに棒から剥ぐものです」とライアンは付け加えました。「ドンは、スタジオやこの図書館と長く関わり、関係を築き、普通では考えられないほど頻繁にここへ足を運んでいます。その結果、当社の歴史を形作ってきた目を見張るような作品の数々を皆さんにご覧いただけるだけでなく、当社の未来を形作るストーリーテラーにインスピレーションを与え続けるために、作品を預かっている素晴らしい才能を持つ方々を紹介してもらえることになり、感謝してもしきれません。」
図書館における感動的な使命について、リサーチマネージャーのフォックス・カーニーは映画の中で言っています。「かつて誰かが尋ねました。『このコレクションのアートワークの価値はどこにありますか?』 それに対し、私はこう言います。 『新しいものを生み出したいという現代のアーティストの想像力をかき立てるような、私たちのコレクションにある作品の価値とは、どれほどのものなのでしょうか?』 それは値段のつけようがないほど貴重なものなのです。」
ドンは、『シンデレラ』のビジュアル開発アートを鑑賞しながら、「いろいろな意味でプライスレスだ」と、ライブラリーの計り知れない価値を語ってくれました。それは、私たちの生活すべてに影響を与えただけでなく、ディズニーの歴史やスタジオの成功にも影響を与えました。『シンデレラ』がなかったら、スタジオは倒産していたでしょう。戦後、倒産しそうだったスタジオを救ってくれたのは『シンデレラ』だったのですからね。そして今回は、『シンデレラ』の原画を紹介します!」
ドンは、研究室、収蔵庫、保管庫、デジタル保存施設やその他専用スペースなど、さまざまな場所を訪れ、歴史的なキャラクタースケッチ(ミッキーマウス以前のものを含む)、レイアウト画、コンセプト画、モデルシート、プロダクションセル、彫刻マケット、手書きのXシート(スタジオ用語で「エクスポージャー・シート」といい、すべての画に対して複雑なカメラの指示が書かれている)などを、何も触れないことを約束した上で、調査していきます。
「私がこの映画で最も気に入っているのは、ドンと彼が途中で出会う素晴らしい人々が、時間をかけてそれぞれのアーティストのユニークな人間味を検証し、アニメーションという芸術を深く個人的な方法で紹介していることです。」とライアンはこの映画について述べています。「テクニカルと思われがちなツアーが、かえってエモーショナルになります。彼の映像に魅了されて、「ディズニー・ドロップイン」のエピソードでよく見られる12~15分のフォーマットにカットする気にはなれませんでしたね。これは「ウェビソード(Webisode)」以上のもので、 美しく、啓蒙的な26分の映画です。ウォルト・ディズニー・カンパニーとその発祥のスタジオの100周年を記念して、メンバーの皆さんとこの作品を共有できることを大変誇りに思います。この映画は、12~13分の短い尺をご希望の方に、短編も掲載されていますが、私は、ポップコーンを手に取り、くつろいで、26分のフルバージョンを楽しむことをお勧めします。新しい目でディズニー・アニメーションを見ることができるでしょう。」