ディズニーのデスティネーションでの最新情報の発表は、地元のニュースプロデューサーが「fluff」(軽い話題)と呼ぶようなニュース。地元高校のスポーツチームの試合結果と、頼りになる気象レーダーによる地元の天気予報との間に挿入されるような話題です。
しかし、この「fluff」のニュースは、素晴らしく美しい明日が来ることを私たちに再確認させてくれる活力となります。
先頃カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23 Expo」に参加しましたが、そこではウォルト・ディズニー・カンパニーがたてつづけに「fluff」を発表し、ファンは大熱狂。ステージ上のメンバーはもちろん、聴衆の熱さにも心を打たれました。
ディズニーのファンにはさまざまな経歴の方々がいらっしゃいます。『ピーターパン』に登場する迷子の「ロスト・ボーイズ」のような服装をした大人の男性や、『ゴールデン・ガールズ』の年配の女性のような服装をした幼い女の子たち、そして空飛ぶダンボ(キャラクターではなく、テーマパークのアトラクション)のような服を着たチャレンジ精神旺盛な女性もいました。さらに、マンダロリアンやミニー、パイレーツやパンサー、ナヴィやナマーリも。彼らが、今日の重要な時事問題についてどう考えているのか、または米国の中間選挙で誰に投票したのかはわかりませんが(「ロキを大統領に!」のTシャツを着たを何人も見ましたけど)、明らかに誰もが「幸せな気持ち」にあふれており、それは私も同じでした。
車のドアを開けようとした手をはたかれるかのように、対立を煽るニュースがあふれる世界で、歓声を上げる大勢のディズニーファンの中にいることは、まるで大きくて赤いfluffy(ふわふわ)なパンダからハンドマッサージを受けているような感じでした。
また出てきましたね、「fluff」という言葉が。 今号にも、ローラーコースターやレストラン、花火、ファンハウス、ケア・ロボット、ハットボックス・ゴーストのニュースなど、fluffな話題が満載です。ズオウをハグしたりファシリエにフィスト・バンプしたくなるような話題です。巨大なシマリスが表紙を飾るような雑誌を作れることが、どれだけ幸運なことか気づかせてくれるものでもあります。
ディズニー・ファイル・マガジン一同、新たな年に最高のニュースを皆様にお届けできることを楽しみにしています。そうです、「fluff」のニュースを。
おかえりなさい
ライアン・マーチ
ディズニー・ファイル・エディター
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