ディズニーパークには、多くの人が会ったことのない人物に妙に親近感を覚える場所がたくさんあります。象が飛び、回転木馬が進み、鳥が言葉を奏で、花が口ずさむような場所です。しかし、それは創業者を連想させるアトラクションではなく、ファンタジーランドとトゥモローランドをつなぐ通路のようなものなのです。ウォルトおじさんの物語は、あらゆる場面で輝きを放ちますが、フィクションと近未来が交差する場所で最も輝いているように思えたからです。
かつて彼がテレビに出演し、明日の世界について「突飛な」予測を披露していたのを覚えているでしょうか。自動運転車やテレビ電話、電磁波のマイクロ波で食べ物を加熱する人の話ばかりでしたね?空想のように聞こえていたものが、私たちの現実に根付いているのです。(彼はまた、モノレールがロサンゼルスの交通を解決すると話していました。最近、アナハイムとバーバンクの会議の間を車で2時間以上かけて移動した者としては、ぜひそれが実現してほしいと思っています)。
そのため、ディズニーランド・パークのトゥモローランドの中心にあるメンバー・ラウンジ「ディズニー・バケーション・クラブ・スター・ビュー・ステーション」の開発計画を初めて知ったときの喜びは、想像に難くないと思います。そして、ビデオ通話のフレームのすぐ下で(生きていてよかった!)、ウォルトの未来派としての不朽の遺産を称える伝説のアートや芸術品(この漫画で私が着ているような旧式の宇宙服など)があるラウンジの詳細に話が及んだとき、私の足はどれほど楽しそうに踊っていたかを想像してみてください。スター・ビュー・ステーションは、単に足を休め、未来的な機器を充電する場所ではなく、ウォルトおじさんへのラブレターであり、「昨日の明日」を祝う天体ショーとなったのです。
ラウンジの詳細については、3~8ページで紹介しています(その最後のページには、ディズニー・ファイル・オンデマンドのYouTubeシリーズ「ディテール発掘」の新エピソード「スター・ビュー・ステーション」へのQRコードリンクも掲載しています)。
ディズニー・バケーション・クラブのスタッフ一同、新しい「宇宙」を楽しんでいただき、皆様がたくさんの素敵な未来を「ホーム」で迎えられるよう心から願っております。
それでは、またお会いしましょう。
ライアン・マーチ(Ryan March)
ディズニー・ファイル編集者
重要情報:テーマパークへの入場は不動産所有権の一部ではなく、別売りのチケットが必要となります。本誌でご紹介する内容の一部はメンバーシップ・エクストラの付随的特典です。この特典を受けるためには、新規メンバー様がディズニーから直接購入し、 バケーション ポイントを150以上蓄積していることが条件となり、使用状況に応じてのご利用、変更や終了される場合、また別途料金がかかる場合があります。また、多くのメンバーシップ・エクストラでは、有効なディズニー・バケーション・クラブのデジタル・メンバーシップ・カードとそれに対応する有効な写真付きの身分証明書を提示し、メンバーであることを証明する必要があります。詳しくは、http://www.disneyvacationclub.com/jpmemextraspolicyをご覧ください。