ディズニーランド・リゾート:ディズニーランド・ホテル・ヴィラは、今秋よりメンバー様の多様なバケーションの選択肢を広げるため、従来のデラックス・スタジオ、1~2ベッドルーム・ヴィラから、2人用に特別にデザインされた新しい「デュオ・スタジオ」まで、様々な宿泊オプションをご用意しております。その宿泊施設と、リゾートの素晴らしい共有スペースについて、ディズニー・ファイル・マガジン秋号でご紹介します。ここでは、「すべての滞在に物語を」というリゾートのコンセプトのもと、12名まで宿泊可能な新タワーのグランドヴィラ2棟の内部を紹介します
前ページから時計回りに、多層階のバルコニーと床から天井までの窓から「雄大な」景色が望め、両面暖炉やモダンなキッチンなど、快適な設備も充実しています。
ディズニーのレジェンド、タイラス・ウォン(Tyrus Wong)が1942年に発表した名作アニメバンビの背景画とビジュアル開発アートにインスパイアされ、このベッドルームとバスルームに広がる幻想的な秋の森は、メンバーの気持ちを「twitterで盛り上げてくれる」ことでしょう。
「タイラス・ウォンのインスピレーション溢れる作品のないアニメーションの世界を想像するのは難しい」と、ウォルト・ディズニー・アーカイブスのディレクターでメンバークルーズのベテラン、ベッキー・クライン(Becky Cline)は、2016年に106歳で亡くなったディズニー・レジェンドについて述べています。「パステル画や水彩画から複雑でカラフルな凧まで、繊細で洗練された作品を通して、タイラスの芸術は、その生涯において、多くのプロジェクトやアーティストを形成し、インスピレーションを与えることに貢献しました。彼は真のレジェンドであり、自分の想像力の限界にのみ縛られたアーティストでした。」
グランドヴィラのセカンドベッドルームでは、グランマ・タラの霊獣エイが泳ぐ、モアナをテーマにした部屋や、エルサの水の精「ノック」が『アナと雪の女王』の世界をイメージした部屋を駆け巡る「スピリット」な彫刻アートが注目を浴びています。モアナの部屋では、とぼけた雄鶏のヘイヘイが枕に、『アナと雪の女王』の部屋では、火の精霊サラマンダーのブルーニが同じ位置にいるなど、部屋の細部にまで遊び心を盛り込んでいます。各ベッドルームのテーマは隣接するバスルームにも及び、ある部屋の鏡にはポリネシアをモチーフにしたタトゥーアートが、別の部屋の鏡には凍ったフラクタルが描かれています。