この20年間、このページにある私の名前の下には「ディズニー・ファイル・エディター(Disney Files Editor)」という文字が記されてきました。一方で、私のテクニカルな肩書きはこの20年間で、「アソシエイト」、「マーケティング戦略」、「マネージャー」といった用語の組み合わせを、その順番やコンマの有無により、立場から給与まですべてに影響を受けながら、進化してきました。私は、肩書きにこだわるタイプではなかったので、まだポケベルを使っていた頃に印刷しなくなった名刺に自分がどう書かれているかなど、ほとんど考えたこともなく、率直に言って気にもしていませんでした。
ですが、私のリーダーが最近、「私の呼ばれ方」と「私がしていること」を、より一致させようとする努力の一環として、私のテクニカルな肩書きを変更してくれたことには本当に感謝しています。もし、私が名刺をもっているならば、私の名刺には「シニア・クリエイティブ・コンテンツ・マネージャー(Senior Creative Content Manager)」と書いてあることでしょう。「シニア」というのは、単に歳を取った、というだけ意味なのでそれがなければなあとは思いますが、それ以外はいい感じです。
最近どこかで読んだのですが、ある企業では肩書きを重視しないあまりに、社員が遊び心で自分の肩書きを書かせているそうです。それで自分も考えてみました。もし機会があれば、自分は自分のことをどう呼ぶだろう?
私が誇りを持って管理しているクリエイティブなコンテンツの数々を見ていると、ある共通項が浮かび上がってきました。脚本を書いていても、司会をしていても、監督をしていても、プロデュースをしていても、私は最終的には、いつもディテールを深く掘り下げ、目の肥えたディズニー・バケーション・クラブ・メンバーが誰よりも高く評価する、ストーリーテリングの重層性を検証しています。
ですから、私の理想の肩書きは「ディテール散布者」とか「雑学メッセンジャー」、「好奇心の運び屋」、「アート表現大使」といったところでしょうか。
そして、もし私が新しい肩書きをお披露目するためにディズニー・ファイルマガジン(Disney Files Magazine)の号を選ぶとしたら、まさに今号かも知れません。この先のページでは、ディズニー・フォート・ウィルダネス・リゾート・キャビン(Disney’s Fort Wilderness Resort) から、ディズニー・リビエラ・リゾート(Disney’s Riviera Resort)のヴォワヤジュール・ラウンジ までのビジュアルのディテール、そしてディズニー・コミュニティによる最初のストーリーリビング から、ピクサー(Pixar)名作の音楽までのアーティストのインスピレーションについて、細かくチェックしています。
雑学?そうです。マジカル?同じく、そうです。まあ、私を信頼してください。結局のところ、私は(シニア・年配の)ディテール散布者なのです。あなたの(高齢の)アート表現大使。そして、私の拡大鏡はいつまでもあなたのお薬に立ちます(ディテールを掘り下げるため…そして私の視力が以前とは違うため)。
カレンダーに印をつけておいてください: 12月12日にディズニー・コンテンポラリー・リゾート (Disney's Contemporary Resort)で開催予定の、 全コンドミニアム組合を対象とするコンドミニアム 組合総会の詳細については、 disneyvacationclub.com またはDVCMember.jpをご覧ください。
Welcome home,
ライアン・マーチ(Ryan March)
ディズニー・ファイル・エディター
好奇心の運び屋
重要情報:テーマパークへの入場は不動産所有権の一部ではなく、別売りのチケットが必要です。本誌でご紹介するオプションの一部は、メンバーシップ・エクストラ(Membership Extras)の一部で付随的特典です。この特典を受けるためには、新規メンバー様がディズニーから直接購入した150以上のバケーションポイント所有権を有することが条件となり、これらの特典は使用状況に応じてのご提供となり、変更や終了される場合、別途料金がかかる場合があります。多くのメンバーシップ・エクストラは、有効なディズニー・バケーション・クラブのデジタル・メンバーシップ・カードとそれに対応する有効な写真付き身分証明書でメンバーであることを証明する必要があります。詳しくは、http://www.disneyvacationclub.com/jpmemextraspolicy をご覧ください。